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事業紹介「ドローン」や「空飛ぶクルマ」が街中を飛ぶ。そんなワクワクする未来を、いっしょに創りましょう。

モビリティ

「ドローン」や「空飛ぶクルマ」が街中を飛ぶ。そんなワクワクする未来を、いっしょに創りましょう。


ワクワクする空の産業革命。ENEOSの夢は、いま空の彼方へ

担当者近影

担当者紹介

徳富 大治郎Tokutomi Daijiro

入社以来6年間、川崎製油所および和歌山製油所にてプロセスエンジニアとして石油精製工程の改善業務に従事。2019年4月に未来事業推進部配属となり、部の立ち上げやAI企業への投資業務等を経験した後、現在はまちづくり・モビリティをテーマに主にドローンやマイクロモビリティの領域での事業創出を担当する。

事業の概要

世界的に注目される、ドローン・空飛ぶクルマによる「空の産業革命」

いま取り組んでいるテーマは、「ドローン」と「空飛ぶクルマ」の二つです。いずれも世界中で利活用が積極的に検討・推進されており、「空の産業革命」とも言われる新たな可能性を有する技術領域です。日本でも国土交通省と経済産業省が中心となって実用化に向けたロードマップが作られており、国を挙げて普及と社会実装の推進に取り組んでいます。国内のドローンサービス市場は急成長が見込まれており、インプレス総合研究所の調査によると、2024年には3500億円を上回る規模になることが想定されています。

最初にドローンと空飛ぶクルマ、それぞれの定義についてお話しをします。ドローンは遠隔操作や自動制御によって飛行できる、無人航空機の総称です。よく見かけるのは空撮用の軽量小型タイプですが、重量物を運搬できる大型機種も開発が進んでいます。一方の空飛ぶクルマは、電動垂直離発着型無操縦者航空機との定義が一般的です。 英語で言うとelectric vertical takeoff and landing aircraft となり、eVTOLの略称が用いられます。

ドローン:(株)センシンロボティクス提供
空飛ぶクルマ:(株)SkyDrive提供

なぜENEOSか

魅力的な市場、ENEOSとの親和性も高い。キーワードは「ワクワク」

なぜ私たちENEOSが、地上ではなく空のモビリティ領域に進出しようと考えたのか。ひとつは前出の通り、「空の産業革命」とも称される可能性の大きな領域であり、これまでにない新たな市場として非常に魅力的であることが挙げられます。そしてもうひとつは、ENEOSとの親和性です。モビリティに対するエネルギー供給の事業を展開してきたENEOSにとって、本領域で活かせるアセットは多いと考えています。

最後に、私の本領域に対する想いです。エアモビリティ事業は、私が担当のモビリティ領域の新規事業を検討する上で設定した「五感に訴え、クリーンでワクワクし、次世代の標準になる」とのコンパス=指針にベストマッチする事業だと感じています。

特に重要なキーワードは“ワクワク”です。ビジネス的な要素だけでなく、ワクワクできるかどうかを重視することで、新規事業開発をやり抜く力が生まれると考えました。私たちのチームは個人個人がやりたいことへの自由度が高く、チャレンジを奨励する風土があります。そうした意味でもワクワクするかどうかは、チャレンジの方向性を決める上で大切な要素だと思っています。

ENEOSはインフラ整備を担い、エアモビリティの社会実装を目指す

一口にドローンや空飛ぶクルマと言っても、それぞれに多様な領域要素が含まれています。たとえばドローンなら素材、部品、ドローン機体の開発や生産技術、ソフトウェアなど本体に近いものから、物流・点検・農業等のサービス、操縦者の教育、保険、リースやレンタル、離発着のインフラ、航空管制など様々です。これらの要素の中で、私たちENEOSが最も貢献できると考えたのがインフラ整備です。ドローンを飛行させるためのインフラについては十分な議論がなされておらず、本格的に取り組む企業も国内でほとんどいないのが現状です。 ENEOSのエネルギー供給に関する知見、全国のサービスステーションネットワーク、ENEOSブランドといったアセットを有効に活用できると考えています。

もう少し具体的に未来像を述べますと、ENEOSはあらゆるドローンと空飛ぶクルマが離発着できるエアモビリティステーションを構築したいと考えています。そこではエネルギー供給やメンテナンスなどを行うと共に、ステーションを起点に点検・警備・災害対応といった様々なドローンサービスの提供も行いたいと思っています。私たちが最終的に目指すのは、「ドローンや空飛ぶクルマが当たり前に街中を飛行し、人々の生活を豊かにする世界」です。その実現にはインフラ整備が不可欠であり、私たちが貢献すべきであると確信しています。

協業中のパートナー企業

ドローンはセンシンロボティクス、プラントの点検で実績

エアモビリティステーション構想を実現するにあたり、すでに国内スタートアップ企業2社と協業を始めています。まず2020年6月には、センシンロボティクスと資本業務提携させていただいています。同社はドローンを始めとするロボティクスによる業務完全自動化を見据え、ドローン用ソフトウェア開発、ドローンポート開発、ドローンにより得られたデータのビジネス活用支援サービス提供を行う企業です。特に社会課題解決に資する点検、警備、災害対策の分野に注力しており、国内で既に多くの実績をお持ちです。

実は同社とは以前からドローンによる弊社石油精製プラントの点検業務において協業の実績があります。プラント点検で弊社の既存事業を強化する側面だけでなく、エアモビリティステーション構築により全く新しい事業を展開するという側面においても協業していけないか話し合いをしていたところ、お互いの目指す将来像、ビジョンが合致し、トントン拍子に資本業務提携が進んだことを覚えています。

空飛ぶクルマはSkyDrive、日本の空飛ぶクルマ開発をリード

空飛ぶクルマの分野では、2020年7月にSkyDriveと資本業務提携させていただいています。同社は日本で唯一、有人飛行試験実施の実績を持ち、日本の空飛ぶクルマ開発をリードする企業です。小回りの利く1〜2人乗りの機体が開発の中心です。一方で空飛ぶクルマは機体としては大型なので、同社はそのノウハウを活かして重量物運搬用の大型ドローンの開発も手がけています。

同社とは、空飛ぶクルマにおいても離発着とエネルギー供給が可能なインフラの整備が必須であるとの考えで一致し、資本業務提携が進みました。同社のメンバーは空飛ぶクルマ・ドローンの開発に非常に熱い想いを持っており、彼らとならワクワクする未来を創っていけると強く感じています。

未来への展望

そう遠くない未来に、ドローンと空飛ぶクルマが当たり前に飛行する世界を

政府作成のロードマップによれば、ドローンに関わる航空法を改正し、有人地帯での目視外飛行を実現するのが2022年、空飛ぶクルマ事業を開始するのが2023年とされており、決して遠い未来の話ではありません。このような法規制の緩和を後押しし、また規制緩和後に速やかに事業展開できるよう、まずはドローンから、積極的に実証実験を行っていきたいと思っています。また空だけでなく、地上を走る他のモビリティとのステーション共有も構想中です。地上と空のモビリティを組み合わせることで、より魅力的なサービスを創り出せると思っています。

繰り返しになりますが、「ドローンや空飛ぶクルマが当たり前に街中を飛行し、人々の生活を豊かにする世界」を実現していく、それが私たちのビジョンです。ワクワクする未来を、私たちのビジョンに共感いただ頂ける様々なパートナーの皆さんと共に実現したいと考えています。

出典:経済産業省ウェブサイト(https://www.meti.go.jp/press/2018/12/20181220007/20181220007.html)

関連リンク


関連サイト

株式会社センシンロボティクス コーポレートサイト

センシンロボティクスは『ロボティクスの力で、社会の「当たり前」を進化させていく。』をミッションに掲げ、企業や社会が抱える課題を、ドローンをはじめとするロボティクス技術で解決する社会インフラDXのリーディングカンパニーです。
対象物や目的に応じて最適な手法でデータを収集し、既存業務データと結合し、点検業務や警備監視、災害対応といった危険な作業や労働集約的な業務をIoT、ロボットへ置き換えることによって、お客様が安全で効率の良い業務を行えるようご支援しています。 これまで人が行っていた高所作業などの危険業務をロボットに代替し、あらゆる作業を簡易化・自動化できるサービスの提供を実現すべく取り組んでいます。

株式会社SkyDrive コーポレートサイト

SkyDriveは、2018年に創業し、空飛ぶクルマの実用化、未来のモビリティ社会への貢献を目指し、「空飛ぶクルマ」及び「カーゴドローン」を開発しています。空飛ぶクルマは、2023年度のサービス開始を予定しており、カーゴドローンは2020年5月より販売中です。空の移動革命官民協議会構成員であり、J-Startup東北選定企業でもあります。

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